はじめに
GreasemonkeyスクリプトからFirefoxのアドオンを自動生成してくれるWebサービスにUser Script Compiler があります。今日はこのUser Script Compilerの使い方をご紹介します。
User Script Compiler
User Script Compilerは、GreasemonkeyスクリプトからFirefoxのアドオン(.xpi)ファイルを生成してくれるツールです。以下の必要事項をフォームに入力して、compileボタンをクリックするだけで、すぐにFirefoxのアドオンが作成できます。
- Creator name:作者名
- Extension home page:アドオンのホームページ
- Extension version:アドオンのバージョン
- Firefox min version:このアドオンがサポートするFirefoxの最古バージョン
- Firefox max version:このアドオンがサポートするFirefoxの最新バージョン
- User script:Greasemonkeyスクリプトのソースコード
試しにFirefoxアドオンを作ってみる
1.なんでも良いので、Greasemonkeyスクリプトを用意します。今回は、以前自作した以下のスクリプトをアドオンにしてみます。
2.入力フォームに必要事項を入力します。
3.compileボタンをクリックすると、addlinkyoutuberepeat.xpiというファイルのダウロードが開始されます。
4.ダウロードしたaddlinkyoutuberepeat.xpiをFirefoxにドラッグ&ドロップします。
5.警告ダイアログが表示されるので、インストールを選択します。
6.インストールが完了したら、Firefoxを再起動すると、このアドオンが自動的に動作します。
おわりに
User Script Compilerを利用すると、非常に簡単にGreasemonkeyスクリプトからFirefoxアドオンを作成することができます。
Firefoxアドオンにした場合、インストール時に再起動を伴うのが厄介ですが、Greasemokeyスクリプトよりは使ってもらう際の手間(コスト)が小さいので、Greasemonkeyスクリプトを作ったりしている人は試してみてください。