小さい頃はエラ呼吸

いつのまにやら肺で呼吸をしています。


EclipseでJavaアプリケーションをリモートデバッグする方法

はじめに

Eclipse上でJavaアプリケーションをリモートデバッグしてみました。今回のエントリは、以下の記事を参考にしています。

デバッグするJavaアプリケーション

はじめに、デバッグする対象のファイルを用意します。
1.Eclipseから新規にJavaアプリケーションのプロジェクトを作成します。(hogeプロジェクト)
2.プロジェクトにJavaファイルを追加します。(Hello.java)
3.Hello.javaは、以下のように"Hello World"と出力するコードを書きます。

public class Hello {
  public static void main(String[] args) {
    System.out.println("Hello World");
  }
}

4.続いて、hogeプロジェクトをJARファイル化します。プロジェクトを右クリックし、エクスポートを選択します。
5.Java-JARファイルを選択し、任意のディレクトリにJARファイルを出力します。(c:\work\Hello.jar)

Hello.jarをソケットリッスンモードで起動する

1.コマンドプロンプトでc:\workに移動します。

cd c:\work

2.以下のコマンドを実行し、Helloクラスをソケット接続を待つリッスンモードで起動します。

C:\work>java -Xdebug -Xrunjdwp:transport=dt_socket,server=y,address="8000" -cp Hello.jar Hello
Eclipseからリモートデバッグする

1.Hello.javaのソースファイル上にブレークポイントを設定します。
2.hogeプロジェクトを右クリックし、デバッグ-デバッグの構成を選択します。

3.Remote Java Applicationの項目を右クリックし、新規を選択します。
4.接続プロパティのホストにリモートマシンのIPアドレスを指定します。今回は同一マシン上で行っているため、ローカルホストにしています。
5.接続プロパティのポートにリモート側のポート番号を指定します。(address=と同じ値)

6.デバッグボタンをクリックすると、ブレークポイントで実行が停止し、最後まで実行するとコマンドプロンプト側で"Hello World"と表示されます。