小さい頃はエラ呼吸

いつのまにやら肺で呼吸をしています。


JenkinsとMSBuild PluginでVisual Studioのプロジェクトをビルドしてみたよ。

このエントリは古くなっています。

新しい記事はこちら。
replication.hatenablog.com

はじめに

最近、Jenkins(ジェンキンズ?)というツールが人気みたいです。CI(継続的インテグレーション)と呼ばれていますが、さっぱりイメージがつかないので、インストールして実際に使ってみることにしました。
このエントリではJenkinsとMSBuild Pluginというプラグインを使って、Visual Studioのプロジェクトをビルドする方法について書いています。以下のエントリを参考にさせていただきました。

Jenkins実践入門 〜ビルド・テスト・デプロイを自動化する技術 (WEB+DB PRESS plus)
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Jenkins MSBuild Pluginをインストールする

JenkinsでVisual Studioのプロジェクトをビルドするには、はじめにJenkins MSBuild Pluginというプラグインをインストールします。
1.Jenkinsのホームページ左側にあるメニューから、「Jenkinsの管理」をクリックします。
2.続いて、「プラグインの管理」をクリックします。

3.利用可能のタブを選択した状態で、Jenkins MSBuild Pluginにチェックを入れ、ページの最後にあるインストールボタンをクリックします。

4.プラグインのインストールは自動で行われ、インストールが完了するとJenkinsが再起動します。

新規ジョブを作成する

1.Jenkinsのホームページ左側にあるメニューから、「新規ジョブ作成」をクリックします。
2.フリースタイル・プロジェクトのビルドを選んで、ジョブの名前を決めます。

3.ビルドのところで、ビルド手順の追加をクリックします。

4.コンボボックスから「Build a Visual Studio Project or Solution using MSBuild」を選びます。
5.MSBuildのバージョンとビルドするソリューションファイル(.sln)のパスを指定します。

6.ページ末尾の保存ボタンをクリックして、ジョブを登録します。

登録したジョブを実行する

1.作成したジョブのページに移動します。
2.左側のメニューから「ビルド実行」をクリックします。

3.ビルドの結果はビルド履歴の欄に表示されます。

4.ビルドの結果は以下のようにコンソールでも確認することができます。

といった感じで、Webブラウザ上からVisual StudioのビルドができるJenkinsでした。他にも、たくさんのことが出来るようなので、いろいろ試したいと思っています。