はじめに
JenkinsからC++の静的解析ツールであるcppcheckを実行してみました。
- Windows Server 2016(1607)
- Jenkins 2.150.1
- cppcheck 1.86
[改訂第3版]Jenkins実践入門 ――ビルド・テスト・デプロイを自動化する技術 (WEB+DB PRESS plus)
posted with amazlet at 19.01.06
佐藤 聖規 和田 貴久 新井 雄介 米沢 弘樹 山岸 啓 岩成 祐樹
技術評論社
売り上げランキング: 138,950
技術評論社
売り上げランキング: 138,950
cppcheckのインストール
以下のページからcppcheckをダウンロードして、インストールします。
cppcheck.sourceforge.net
Jenkinsのcppcheckプラグインをインストールする
「Jenkinsの管理」をクリックします。
「プラグインの管理」をクリックします。
「利用可能」タブを選択し、フィルタに「cppcheck」を入力し、検索結果が表示されたらチェックを入れ、「再起動せずにインストール」をクリックします。
ジョブの設定
Windowsバッチコマンドの実行で、cppcheckのパスの指定と、cppcheckでのソース解析を指示します。
この時、cppcheckには--xmlオプションを指定して、xmlファイルに解析結果を出力するよう指示します。
set path=%path%;C:\Program Files (x86)\Cppcheck; cppcheck C:\Users\Administrator\source\repos\ConsoleApplication1\ConsoleApplication1\*.cpp --xml --xml-version=2 . 2> cppcheck.xml
ビルド後の処理では、「Publish cppcheck result」を選択し、ファイル名に出力されるxmlファイルの名前を指定します。
以上で設定は完了です。ジョブを実行すると、cppcheckの解析結果がCppcheck Resultメニューから確認できます。
チェックした結果エラーがあれば、以下のように表示されます。