はじめに
この記事では、無料で利用できる開発環境(Visual Studio 2012 Express for Windows Desktop)をWindows7にインストールして、C++の開発環境を構築するまでの手順について書いています。
秀和システム
売り上げランキング: 115,694
Visual Studio 2012 Express for Windows Desktopの入手
1.以下のサイトへアクセスします。
2.Visual Studio 2012 Express for Windows Desktopの+アイコンをクリックすると、中のページが展開されます。
3.オンラインを意味するアイコンのそばにある「今すぐインストール」のリンクをクリックすると、ダウンロードがはじまります。
Visual Studio 2012 Express for Windows Desktopのインストール
1.ダウンロードされたwdexpress_full.exeをダブルクリックします。
2.「ライセンス条項に同意する。」にチェックを入れます。「Visual Studioの品質、信頼性、パフォーマンスを高めるためのカスタマーエクスペリエンス向上プログラムにご協力ください。」のチェックは任意です。
3.インストールボタンをクリックすると、インストールが開始されます。
4.以下の画面が表示されたらインストール完了です。起動ボタンをクリックすると、アプリケーションが起動します。*1
コンソールアプリケーションでhello worldを作ってみる
1.ファイルメニューから新しいプロジェクト(P)を選択します。
2.テンプレートからVisual C++を選択し、「Win32コンソールアプリケーション」を選択してプロジェクトを作成します。
3.OKボタンをクリックすると、以下の画面が表示されるので完了ボタンをクリックします。
hello worldを画面に出力する
1.以下のようなコードをエディタで入力します。
// ConsoleApplication1.cpp : コンソール アプリケーションのエントリ ポイントを定義します。 // #include "stdafx.h" int _tmain(int argc, _TCHAR* argv[]) { printf("hello world!"); printf("\r\n"); return 0; }
2.デバッグメニューから、「デバッグなしで開始(H)」を選択します。
3.ビルドしますかと聞かれるので、「はい(Y)」を選択します。
4.コンソール画面にhello worldと表示されます。
おわりに
Visual Studio 2012 Express for Windows Desktopは初回インストール時に30日間のみライセンスされた状態になります。30日以上使用される場合は、ダウンロードページにあるリンクからユーザ登録(無料)を行う必要があります。
関連エントリ
*1:インストール直後のみ、初回のセットアップのため起動に時間を要します。