MOONGIFTさんのエントリで紹介されていたjQueryで作られたプレゼンテーションツールjQuery-Presentationを実際に使ってみました。
jquery-presentationのダウンロード
1.以下のサイトにアクセスします。
2.右上にあるDownload Sourceから必要なファイルを一式ダウンロードします。
3.ダウンロードする形式を選択します。(zipかtarが選択できます。)
jquery-presentationの使い方
ダウンロードしたファイルを解凍して、index.htmをブラウザで見るとすぐに動きます。スライドを作成するには、index.htmを編集します。以下のようにdivタグで区切られたところに表示させたい文章を記述します。
<div class="slide"> スライド1の内容 </div> <div class="slide"> スライド2の内容 </div>
続いて、jquery-presentationをカスタマイズする方法をご紹介します。
ページ切り替え時のエフェクトを変更する
ページ切り替え時のエフェクトを変更する場合には、jquery.presentation.jsを変更する必要があります。ただ、jquery.presentation.jsはサイズを圧縮するためか、ワンライナーで書かれているため、編集しづらいです。このため、jquery.presentation-full.jsを編集して、そちらをincludeしてやるようにします。
index.htmの55行目を以下のように修正します。
エフェクトを変更するには、jquery.presentation-full.jsのExample usageを参考にtransitionの項目を変更します。transitionの項目には、以下の値を指定することができます。
- fade(デフォルトのエフェクト。フェードアウトする)
- show/hide(アニメーションなしにスライドの切り替えを行う)
- slide(スライドが上方向に移動します)
var config = { slide: '.slide', pagerClass: 'nav-pager', prevNextClass: 'nav-prev-next', prevText: '前へ', nextText: '次へ', transition: "slide" };
その他の設定項目
- slide(スライドのCSSクラスを指定します)
- pagerClass(画面下部にあるページ一覧を表示する部分のCSSクラスを指定します)
- prevNextClass(画面右上にあるページャーのCSSクラスを指定します)
- prevText、nextText(prev、nextの部分に表示する文字を指定します)
おわりに
使ってみた感想ですが、さすがはjQueryという感じです。ダイナミックなスライド切り替えが簡単にできます。HTMLでさくっとプレゼン資料を作ってしまう場合にはとても使えると思います。