小さい頃はエラ呼吸

いつのまにやら肺で呼吸をしています。


C言語やJavaのメトリクス計測ができるSourceMonitorを試してみたよ。

はじめに

C言語、C++、Javaなど各種プログラミング言語のソフトウェアメトリクスの計測ができるフリーソフト「SourceMonitor」を試してみました。
今回は試しにVisual Studio 2005で作られたVC++のプロジェクトを対象に計測してみました。

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SourceMonitorの入手

SourceMonitorは以下のサイトから入手できます。

SourceMonitorを起動する

1.起動すると以下のダイアログが表示されるので「Start SourceMonitor」をクリックします。

2.Fileメニューから「New Project」を選択します。
3.「Project Source Code Langage」からC++を選択すると、自動的に対象のファイル拡張子に「*.cpp;*.h;*.hpp」が入力されます。INCLUDEは対象とするファイル拡張子を指定します。反対にEXCLUDEは除外するファイル拡張子を指定します。

4.プロジェクト名とプロジェクトファイルを保存するパスを指定します。

5.ソースコードが格納されているフォルダを指定します。サブフォルダ配下も対象にする場合は、「All Subdirectories」を選択します。

6.オプションの指定を行います。

  • Use Modified Complexity Metric(修正されたメトリクス集計を使用する?)
  • Do not count blank lines(空行をカウント対象外とする)
  • Ignore Continuous Header and Footer Comments(連続するヘッダコメント、フッタコメントを無視する)

7.保存時のフォーマットを指定します。

  • Original SourceMonitor project format(旧バージョンのフォーマット)
  • New SourceMonitor project format(新しいフォーマット)


8.チェックポイントを作成する場合は、名前を指定します。チェックポイントとは、時系列で計測結果を比較するためのポイントのことです。

9.最後に完了ボタンをクリックします。

10.以下のように対象ソースのみが右側のペインに抽出されます。OKボタンをクリックします。

解析結果を確認する

1.解析が終了すると、以下の画面が表示されます。

2.右クリックから「View Checkpoint Files...」を選択すると、ファイル単位の解析結果を確認できます。


3.関数単位の解析結果を確認したい場合は、「Display Method Metrics...」をクリックします。


解析結果をXMLやCSVでエクスポートする

解析結果をXML形式やCSV形式でエクスポートしたい場合は、Fileメニューから任意の形式でエクスポートすることができます。