はじめに
Oracleデータベースをエクスポートするとdmpファイルができます。
dmpファイル内には、指定したテーブルの内容がすべて詰まっていて、データベースがどのような状態だったのかを確認することができますが、毎回Oracleのインストールされた環境にインポートして確認するのは面倒です。
この記事では、Oracleがインストールされていない環境でdmpファイルを開く方法を紹介します。
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EX Dump Editorを使う
EX Dump Editorというフリーソフトを使うと、dmpファイルを解析して通常のテーブルのように表示することができます。Oracleのエクスポート ユーティリティ(EXP)およびデータ ポンプ エクスポート ユーティリティ(EXPDP)で出力されたファイルを閲覧および編集するためのソフトウェアです。
特徴
- Oracle 7から11g R1までのdmpファイルを閲覧および編集することができます。
- Oracle 10gから11g R2までのdmpファイルを閲覧することができます。
- すべての出力内容をサポートしているわけではありません。
- txtやcsv形式で出力できます。
EX Dump Editorの使い方
1.exde.exeをダブルクリックで起動します。
2.dmpファイルをドラッグ&ドロップして、ツリーを展開していくと、dmpファイル内に格納されているテーブルが表示されます。
3.テーブル名をダブルクリックして、データタブを選択すると、テーブル内のデータが参照できます。
とても簡単ですね。
dmpファイルの内容を手軽に確認したいときには、EX Dump Editorが便利です。