はじめに
Subversionを利用した開発において、日々のリポジトリの使用状況を集計してグラフ化してくれるstatSVNですが、デフォルトではソースファイルもそうでないもの(たとえばバイナリファイルなど)も集計対象に含まれてしまいます。このエントリでは、ソースファイルのみを集計対象にする方法を紹介します。
-includeオプションを指定する
includeオプションを指定すると、指定したディレクトリ配下や任意の拡張子にマッチしたファイルだけを集計対象に含めることができるようになります。
具体的には以下のように指定します。この例では.cファイルと.hファイルを対象とし、反対にlegacyというフォルダ配下のファイルは除外しています。
-include "**/*.c:**/*.h" -exclude "legacy/**"
ソースファイルのみを対象とする
たとえばjavaソースのみを対象としたい場合には、statsvn.jarを実行する際に、-includeオプションを指定してあげます。ソースファイルの拡張子が複数ある場合は、:(コロン)で複数指定します。
java -jar statsvn.jar ログファイルのパス 作業コピーのパス -charset "Shift_JIS" -include "**/*.java"