小さい頃はエラ呼吸

いつのまにやら肺で呼吸をしています。


大量のドキュメントから特定の文字列を含むものだけを高速に検索する方法

はじめに

このエントリでは、大量のドキュメント(設計書)から特定の文字列を含むものだけをとても簡単に、しかも高速に検索する方法を紹介します。

フリーの全文検索ソフトウェア探三郎

ここでは、フリーの全文検索ソフトウェアである探三郎を使います。探三郎については、以下のサイトに詳しく説明されています。

「探三郎」は、あらかじめ検索対象のデータをインデックス化しておくことで、目的のキーワードが含まれるファイルを高速に全文検索できるソフト。
窓の杜 - 【NEWS】Office/PDF/HTML文書やテキストを全文検索できるフリーソフト「探三郎」 はてなブックマーク - 窓の杜 - 【NEWS】Office/PDF/HTML文書やテキストを全文検索できるフリーソフト「探三郎」

探三郎をインストールする

はじめに、パソコンに探三郎をインストールします。インストールといってもexeファイルとして配布されているため、レジストリを汚さずに簡単に使うことができます。
1.以下のサイトから探三郎をダウンロードします。

2.ダウンロードが完了したら、任意の解凍ソフトで解凍します。
3.sin3rou.exeをダブルクリックで起動します。

上記の画面が表示されたら、探三郎をすぐに使うことができます。

探三郎で全文検索を行う

1.sin3rou.exeをダブルクリックで起動します。はじめは、検索に必要なインデックスが作成されていないので、インデックスを作成する必要があります。
2.メニューバーの設定から対象ファイルを選択します。ここでは、検索対象となるファイルの拡張子を指定します。

3.続いて、対象ディレクトリを選択します。

ここでは、検索対象となるディレクトリを指定します。ファイルサーバ上のファイルもネットワークドライブを割り当てることで、ローカルドライブと同じような感覚で扱うことができます。
4.ここまで設定ができたら、今すぐインデックスを作成するボタンをクリックします。しばらく待つと、インデックス更新完了のメッセージがステータスバーに表示されます。

5.ホーム画面に戻り、テキストボックスに検索ワードを入力して検索します。

そうすると、指定したディレクトリ配下のファイルに対して全文検索が行われ、以下のように一覧で確認することができます。

おわりに

探三郎を使うと、WordでもExcelでも大量のファイルの中から目的のファイルを高速に検索することができます。検索対象ディレクトリの設定でドラッグ&ドロップができないのが少し難点ですが、動作は軽快でとても快適です。
スケジューラで、自動的にインデックスを更新することも可能です。インストーラではなく、実行形式として配布されているため、試しに使ってみてはいかがでしょうか。