はじめに
組み合わせテストを行う際の組み合わせパターンを自動的に算出してくれる「PictMaster」で制約表を使ってみました。
制約表
制約表とは、組み合わせテストケースを作成する際に条件としてあり得ない組み合わせを排除する仕組みです。
以下のようなパラメータと取り得る値において、このラーメン店では塩ラーメンで味濃いめを選ぶことができない場合、この事実を制約表に記載します。
パラメータ | 値の並び |
ラーメン | 醤油,味噌,塩,豚骨 |
麺 | やわらかめ,普通,固め |
味 | 普通,味濃いめ |
制約表を使ってみる
1.PictMasterの環境設定ボタンをクリックして、「制約表を使用」にチェックを入れます。
2.制約表に制約条件を記入します。ラーメンパラメータに「塩」、味パラメータに「普通」と記入することで塩ラーメンは普通味しか選択されないようになります。このとき、制約条件とする制約欄は白色以外の任意の色で塗りつぶす必要があります。
(ここでは制約1のパラメータを黄色で塗りつぶしています。)
3.実行ボタンをクリックして生成された組み合わせを確認すると、塩ラーメン味濃いめは排除された結果が出力されます。