はじめに
来月から消費税が上がります。
消費税は「消費税法」という法律で決められています。消費税法にはどんなことが書いてあるのかと思い、法令を開いてみましたが、とても読みづらいんです。
そこで、読みづらい法令をユーザスタイルシートを使って読みやすくできないかを考えてみました。
法律がなぜ読みづらいと感じるか
消費税法の法令は、以下のサイトで読むことができます。
僕が感じた読みづらい点を挙げてみました。
- 1行の文字数が多すぎる
- 行間が狭すぎる
- 見出しが目立たない
これらの点をユーザスタイルシートで改善してみました。
GoogleChromeでユーザスタイルシートを使う
GoogleChromeでユーザスタイルシートを使う方法は、以下のページがわかりやすいです。
ユーザスタイルシートで見た目を改善する
- 1行の文字数が多すぎる
width: 40em;を指定して、1行あたりの文字数を40文字にしました。
- 行間が狭すぎる
line-height: 1.7em;を指定して、行間を1.7文字分確保しています。
- 見出しが目立たない
.arttitleクラスに対して、borderを使って見出しっぽくしています。
あとフォントについては、僕が読みやすいと思うヒラギノ、Windowsならメイリオを指定しています。フォントは好みの問題だと思いますが。
ユーザスタイルシート(サンプル)
/* 全体 */ * { font-family: "ヒラギノ丸ゴ Pro", "Hiragino Maru Gothic Pro", "メイリオ"; line-height: 1.7em; /* 行間を広げる(1.7文字分) */ } /* 見出し */ .arttitle { width: 40em; /* 横幅を40文字で改行 */ font-size: 1.2em; /* 文字大きく(1.2文字分) */ color: black; border-left: 7px solid #e3297d; border-bottom: 1px solid #e3297d; margin-bottom: 20px; /* 次の文章との行間調整 */ } /* 文章内 */ .item { width: 40em; /* 横幅を40文字で改行 */ margin-bottom: 10px; /* 次の文章との行間調整 */ color: #403f40; /* 文字色を薄く */ }
どう変わったか
- デフォルト
- ユーザスタイルシート適用後
おわりに
e-gov(イーガブ)で公開されている法令であれば、HTML構造が同じようなので、どんな法令でも対応できると思います。