はじめに
Oracle SQL Developerをダウンロードして、いざ起動しようとすると以下のようなエラーがでて、起動できないケースがあります。
Unable to create an instance of the Java Virtual Machine Located at path:
..\..\jdk\jre\bin\client\jvm.dll
このエラーがでた場合は、設定ファイルを変更することで起動できるようになる可能性があります。
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設定ファイルを変更し、使用する最大メモリを制限する
sqldeveloper\ide\bin配下にあるide.confをテキストエディタで開きます。22行目付近にあるメモリサイズの設定を以下のように変更します。
#AddVMOption -Xmx640M #AddVMOption -Xms128M AddVMOption -Xmx256M AddVMOption -Xms128M
#ではじまる行はコメントアウトです。デフォルトでは最大640MB使用するところを、上記の設定では256MBに制限しています。物理メモリをそれほど搭載していない環境では-Xmxを調整することで起動できるようになると思われます。