はじめに
Visual Studio 2015にアップグレードする際、既存のソリューションをVisual Studio 2015で開ける形式にコンバートする必要があります。
手動で1つずつファイルを開いてコンバートすることもできますが、ソリューションの数が多いと面倒です。
コマンドラインからコンバートする方法を調査してみました。
コマンドラインからコンバートする
Visual Studio 2015形式にコンバートするには、devenv.exeを使用します。
以下のコマンドでコンバートすることができます。
devenv.exe hoge.sln /upgrade
ちなみに
devenv.exeは古いバージョンのVisual Studioにも存在します。
Visual Studio 2015の場合は、以下のパスにあります。
C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 14.0\Common7\IDE
古いバージョンのVisual Studioが同居している環境ではdevenv.exeのフルパスを指定したほうが良いです。古いバージョンのdevenv.exeにパスがとおっていて、何度やってもコンバートできずにハマりました。
関連記事
- 【VS2015】error LNK2026: モジュールは SAFESEH イメージには安全ではありません。
- 【VS2015】warning LNK4075: /EDITANDCONTINUE は /SAFESEH の指定によって無視されます。
- 【VS2015】fatal error CVT1100: 重複するリソースです。
- 【VS2015】error C3688: リテラル サフィックス 'L' が無効です。
- 【VS2015】warning MSB8012: TargetPath(xxx) does not match the Linker's OutputFile property value (xxx).