はじめに
Windowsアプリにはアクセラレータキーというものがあります。ALTキー+任意のキーで特定のコントロールにフォーカスをあてることができます。
このエントリではこのアクセラレータキーの奇妙な動作について書きたいと思います。
ALTキーを押さなくてもアクセラレータキーが動作する
アクセラレータキーは通常、ALT+任意のキーが押された場合に動き出します。しかし、以下の条件ではALTキーを押すことなく、アクセラレータキーのイベントが発生します。
1. アクセラレータキーの割り当てられた任意の項目にフォーカスをあてる。
2. フォーカスがあたっていない項目のアクセラレータキーを押す。(このとき、ALTキーは押さない)
上の画像では「読み取り専用」のチェックボックスにフォーカスがあたっています。この状態で別の項目(たとえばHキー)のみを押すと、隠しファイルにチェックがつきます。同じように、Dキーのみを押すと詳細設定の画面に遷移します。
エクスプローラで確認したので、この動きはOSレベルの仕様っぽいのですが、どこにも資料がないので少し困っています。ご存知の方がいましたら、連絡していただけると幸いです。