はじめに
このエントリでは、Visual Studio 2008でクラシックASPをデバッグする方法について書いています。
以下の環境で確認しました。
OS | Windows XP Professional SP3 |
IIS | IIS 5.1 |
Visual Studio | Visual Studio 2008 Professional |
仮想ディレクトリのサーバサイドデバッグを有効にする
1.管理ツールからインターネットサービスマネージャを起動します。デバッグ対象の仮想ディレクトリを選択し、右クリックからプロパティを表示します。
2.ホームディレクトリタブの構成ボタンをクリックし、以下の項目にチェックを入れます。
ASPのサーバー側のスクリプトのデバッグを有効にする | チェックあり |
3.Visual Studio 2008を起動します。
4.ファイル−開く−Webサイトを選択します。
5.ローカルIIS内のWebサイトを開きます。
6.デバッグしたいページをテキストエディタで開き、ブレークポイントを設定します。
7.ブラウザを起動し、ページを表示します。
8.Visual Studio 2008のデバッグメニューから「プロセスにアタッチ」を選択します。
9."アタッチ先"の欄に"スクリプト"と表示されていることを確認します。表示されていない場合には、選択ボタンから"スクリプト"を選択します。
10.プロセスリスト内にdllhost.exeが存在することを確認します。表示されていない場合には、「すべてのユーザーからのプロセスを表示する」にチェックを入れます。複数のdllhost.exeが表示されている場合は、Typeが"スクリプト, x86"となっているものを選択します。念のため、ユーザ名がIWAM_マシン名になっていることも確認してください。
11.「アタッチ」をクリックします。警告ダイアログが表示されますが、アタッチを選択します。
12.ブラウザに戻り、ページをリロードします。すると、ブレークポイントで、スクリプトがストップし、ステップ実行ができるようになります。