はじめに
Webページのコピーライト(Copyright)は、なるべく年が変わったときに更新したほうが良いものなのですが、うっかり忘れてしまったりする可能性もありますよね。
そのために、できれば自動的に更新されるようにしておきたいものです。(著作権は、copyright表記や年度の有無にかかわらず、作った時点で発生する権利です。)
コピーライトを自動更新するJavaScript
コピーライトの年度を自動更新する方法で、最も簡単な方法がJavaScriptで現在の年を取得して表示する方法です。たとえば、以下のコードでそれが実現できます。
<p>Copyright © <script type="text/javascript"> document.write(new Date().getFullYear()); </script> hogehoge All Rights Reserved.</p>
JavaScriptによる年度の自動更新の問題
以前、先輩にHTMLファイルのコピーライトの年度を毎年変更するのは面倒なので、JavaScriptで自動更新するようにしたらだめですかと聞いたら、以下のような理由で一蹴されました。
クライアント環境の時計に依存してしまうから、ダメ。
よく考えたらそうでした。JavaScriptはクライアント環境にダウンロードされてから実行します。クライアントの時計が狂っていたら、それだけで正しい年度が取得できなくなります。
そのため、業務ではいくら面倒でも1つ1つコピーライトを更新しています。でも、個人的に作ったシステムやサイトでは、上記のようなJavaScriptによる自動更新を利用しています。
JavaScriptでの自動更新のデメリットを理解しつつ、使っても問題ない場面では上記のようなコードを使うのも1つの手だと思います。