今日は、19時頃にもう上がって良いよと言われたので、来月に予定しているスノーボード旅行の予約のために、会社の近くの旅行代理店に出掛けた。閉店間際の店内は、閑散としているかと思ったけど、それでも2、3人の窓口担当の女性が忙しそうに書類を書き、電話を掛け、予約をしにきた客の相手をしていた。
僕の担当をしてくれた女性は、僕がスノーボードに行きたいと告げると、まず予約センターと呼ばれるところに電話をかけ、宿に空きがあるかどうかを確認してくれた。あいにく、一番はじめに指定したホテルは一杯だったが、次に指定したホテルは空きがあったのでそこに予約を入れてもらった。
そのとき、彼女は予約センターの人に「シュガーから○○(僕の姓)、タイガーから△△(僕の名前)です」。という風に予約者である僕の名前を伝えていた。
帰り道、そのことがずっとひっかかっていたんだけど、ふと気付いた。そうか、イニシャルなんだと。僕のイニシャルは、SとTで、彼女は、電話で名前を告げるときに聴き間違えが発生しないようにイニシャルを頭につけているんだと考えた。
調べてみると、業界用語らしく、シュガーやタイガー以外にもアルファベットの数だけ存在するらしい。
滞在中リフト券付きのCプランのことをしきりにCHARLIEと言っていたのもこのためか。最初はチャーリって誰だよ?と思ったけど、こうしてみると理解できる。
氏名を読み上げる場合、「様似太郎(さまにたろう)」さんを「シュガー(S)からはじまりまして様似、タイガー(T)から始まりまして太郎」とも使ったりします。
(省略...)
参考までに符丁の一覧です。
A ABLE B BAKER C CHARLIE D DOG
E EASY F FOX G GEORGE H HOW
I ITEM J JACK K KING L LOVE
M MIKE N NANCY O OVER P PETER
Q QUEEN R ROMEO S SUGAR T TIGER
U UNCLE V VICTORY W WHISKY X X-RAY
Y YORK Z ZEBRA
業界用語はさらりと使ってこそ、格好が良いな。