小さい頃はエラ呼吸

いつのまにやら肺で呼吸をしています。


Windows Server 2008について調べた基本的なこと

先週あたりMSDNからWindows Server 2008の日本語版の提供が再開されたというメールが届いた。2月中旬に64bit版のほうはダウンロード済みだったのだけど、x86版もダウンロード可能になっていたので、今日ダウンロードした。
Windows Server 2008を扱うにおいて、必要なことを少し調べてみた。

Windows Server 2008のバージョン

通常のバージョン
  • Windows Server 2008 Standard
  • Windows Server 2008 Enterprise
  • Windows Server 2008 Datacenter
  • Windows Server 2008 for Itanium-based Systems
  • Windows Web Server 2008
Hyper-Vと呼ばれる仮想化テクノロジーを搭載しないバージョン
  • Windows Server 2008 Standard without Hyper-V
  • Windows Server 2008 Enterprise without Hyper-V
  • Windows Server 2008 Datacenter without Hyper-V
Hyper-Vを別製品としたもの
  • Microsoft Hyper-V Server

Hyper-Vってなに?

以下のページにはこのように書いてある。
マイクロソフトの仮想化技術は「Hyper-V」に、スタンドアロン版も

Hyper-Vはハイパーバイザー型の仮想化技術で、x64版のWindows Server 2008で稼働する。Windows Server 2008の「Standard」「Enterprise」「Datacenter」はそれぞれHyper-Vの使用権が付く。

VMWareのような仮想化技術をOS標準の機能として提供しているということなのだろう。x64版のWindows Server 2008で稼働する。と書いてあることから、x86版は動作しないか、あるいはサポート外ということだろう。

仮想インスタンス実行権

上記のページを読む限り、おそらくは仮想化できるマシンの台数ということだろう。Standardを買った場合は、Hyper-V上で1台限りWindows Server 2008のゲストOSを作成できる。Enterpriseなら4台、Datacenterなら無制限にWindows Server 2008のゲストOSを作成できるらしい。

ライセンスについて

会社でソフトを購入する場合、通常はボリュームライセンスで購入することになる。今までのソフトは、プロダクトキーさえ入力すれば、インストール可能だったのだけど、Windows VistaとこのWindows Server 2008は、アクティベーションというライセンス認証手続きが必要になるらしい。
ボリューム・ライセンス版Windows Server 2008の認証を行うには?

細かなことを言うと、ライセンス認証の方法にも以下の2種類が存在する。

  • マシンごとの個別認証 MAK(Multiple Activation Keys)
  • サーバを介して一括認証 KMS(Key Management Service)