はじめに
Windows10の体験版をMac上のVirualBoxで動かしてみました。
必要なもの
- Windows10 Enterprise 32bit(体験版)
- Oracle VirtualBox 5.0.16
- Mac OS X(10.10.2)
Enterpriseにも2つのエディション
体験版をダウンロードする際、「あなたは、Windows 10 Enterprise またはWindows 10 Enterprise LTSB.ダウンロードしますか?」と聞かれます。
Windows 10 Enterpriseには通常版とLTSBの2種類があります。LTSBとはLong Term Servicing Branchのことだそうです。
通常版はCurrent Branch(CB)と言うそうで、HomeやProと同様に新機能が追加されます。LTSBは新機能は追加されずセキュリティアップデートとバグ修正のみが行われるそうです。
企業向けなので新機能より安定性を重要視する場合はLTSBを選ぶということなのでしょう。
Windows 10 Enterprise 90日評価版の配布が始まりました | Solomonレビュー[redémarrage]
ぼくは通常版をダウンロードしてみました。
Windows10用の仮想マシンを作成する
はじめに、VirtualBoxでWindow10用の仮想マシンを作成します。
メモリは3GB(3072)ほど用意しておけば十分です。
ストレージの設定から、ダウンロードしたWindows10のISOファイルを指定します。
仮想マシンを起動すると、光学ドライブから起動してISOファイルが読み込まれます。
Windows10の初期設定
はじめに以下の画面が表示されます。日本語が選択された状態で「次へ」をクリックします。
すぐに使いたいので、「簡単設定を使う(E)」をクリックします。
ドメインに参加するを選び、「次へ」をクリックします。
ユーザ名とパスワードを決めます。
ここまで設定できればWindows10が使える状態になります。
VirtualBox Guest Addtionsをインストールする
VirtualBoxのDevicesメニューから「Insert Guest Addtions CD image…」を選択します。
光学ドライブのアイコンが変わったらダブルクリックでインストーラを起動して、インストールします。
ディスク使用量
Windows10のみがインストールされた状態ではCドライブは8GB弱しか使用されません。とても小さいOSになったように感じます。
セキュリティ
デフォルトでWindows Defenderというソフトウェアが動作しています。不安な方は必要に応じてウイルス対策ソフトをインストールしてください。
おわりに
体験版のインストール手順は以上です。90日間は自由に使用できるので試してみてください。