はじめに
前回の記事では、WERの仕組みを使ってアプリケーションがクラッシュした場合に、自動的にクラッシュダンプを吐くようにしました。
この記事では、出力されたクラッシュダンプをWinDbgを使って解析したいと思います。
ツールを使いこなして、バグハント!
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Mario Hewardt Daniel Pravat
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シンボルファイルパスの設定
WinDbgを起動したら、シンボルファイルパスを設定します。
1.FileメニューからSymbol File Path(Ctrl + S)を選択します。
2.以下のパスを指定し、OKボタンをクリックします。
SRV*c:\symbols*http://msdl.microsoft.com/download/symbols
これで、ダンプファイルの解析時に、c:\symbolsフォルダが自動的に作成され、マイクロソフトのサイトからシンボルファイルがダウンロードされるようになります。
さらに、クラッシュしたアプリケーションのシンボルファイル(.pdb)がある場合は、そのファイルパスも指定すると解析の助けとなります。複数のシンボルファイルパスを指定する場合は、セミコロンで連結します。