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便利すぎてやばい!TortoiseSVNの注釈履歴の使い方


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はじめに

TortoiseSVNの機能の1つに注釈履歴というものがあります。
TortoiseSVNの注釈履歴を一言で表現すると、あるソースコードに加えられた変更をまとめて確認できる機能です。
たとえば、あるソースコードに不具合が見つかったときに、いつ、誰によって、どんな理由で不具合が埋め込まれたかを調べるときに役に立ちます。

誰がその行を変更したか?誰がその行を変更したか?

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TortoiseSVNの注釈履歴を起動する

注釈履歴を表示するには、ソースコードを選択し、右クリックからTortoiseSVN→注釈履歴を選択します。

注釈履歴の見方


注釈履歴は上記のような2ペインの構成になっています。
左側のペインに修正されたリビジョン番号と修正者名が表示され、右側のペインに実際のソースコードが表示されます。

たとえば、最初の1行目から6行目までは、Administratorユーザによってリビジョン番号7で修正されていることを示します。
では、このリビジョン番号7は何の修正だったのか。ログメッセージの履歴から追跡することも可能ですが、リビジョン番号のところをマウスオーバーするとコミット時のコメントが表示されます。

これによって、最初の1行目から6行目までは、Administratorユーザによる新規登録時に追加された行であることが判明します。

おわりに

あるソースコードに対する修正履歴を追跡する場合、TortoiseSVNの注釈履歴はとても強力です。
そのためにも、ユーザ管理とコミットコメントの書き方だけは、適切に管理する必要があります。