はじめに
この記事では、無料で利用できる開発環境(Visual Studio Community 2013)をWindows7にインストールして、C++の開発環境を構築するまでの手順について書いています。
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Visual Studio Community 2013の入手
1.以下のサイトへアクセスします。
2.ページの下のほうにある「Visual Studio Community 2013 ダウンロード」をクリックします。
3.次のページで、Community 2013 with Update 4を選択します。
以下の画像で示したリンクから本体と日本語化パックの2つをダウンロードします。
Visual Studio Community 2013のインストール
1.ダウンロードされたvs_community.exeをダブルクリックします。
2.「ライセンス条項に同意する。」にチェックを入れます。その下の「Visual Studioの品質、信頼性、パフォーマンスを高めるためのカスタマーエクスペリエンス向上プログラムにご協力ください。」のチェックは任意です。
3.続いて、インストールするソフトウェアを決めます。全部入れても良いですが、今回はC++の開発なので「Microsoft Foundation Classes for C++」はチェックします。
4.以下の画面がでれば、インストールは完了です。
「LAUNCH」ボタンをクリックすると、アプリケーションが起動します。*1
Visual Studio Community 2013の日本語化
1.Visual Studio Community 2013を日本語化するには、さきほどダウンロードしたvs_langpack.exeをダブルクリックして、インストールします。
2.インストールが完了したら、Visual Studio Community 2013を起動して、「TOOL」→「Options...」を選択します。
3.「International Settings」から「日本語」を選択します。
以下のダイアログが表示され、再起動すると日本語の設定が反映されます。
コンソールアプリケーションでhello worldを作ってみる
1.ファイルメニューから新規作成(N)→プロジェクト(P)を選択します。
2.テンプレートからVisual C++を選択し、「Win32コンソールアプリケーション」を選択してプロジェクトを作成します。
3.OKボタンをクリックすると、以下の画面が表示されるので完了ボタンをクリックします。
hello worldを画面に出力する
1.以下のようなコードをエディタで入力します。
// ConsoleApplication1.cpp : コンソール アプリケーションのエントリ ポイントを定義します。 // #include "stdafx.h" int _tmain(int argc, _TCHAR* argv[]) { printf("hello world!"); printf("\r\n"); return 0; }
2.デバッグメニューから、「デバッグなしで開始(H)」を選択します。
3.ビルドしますかと聞かれるので、「はい(Y)」を選択します。
4.コンソール画面にhello worldと表示されます。
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*1:インストール直後のみ、初回のセットアップのため起動に時間を要します。