photo credit: hongiiv via photopin cc
はじめに
自宅で使っているMacBook(13-inch, Late 2009)のハードディスクがいっぱいになってきたので、外付けディスクを買おうかと考えていたのですが、ハードディスクをSSD(ソリッドステートドライブ)にして、いままでのディスクを外付けディスクとして使ったほうが良いと考え、思い切ってSSDにしてみました。
SSD化するにあたり参考になった記事
ぼくと同じモデルを使って交換されていたので、購入するSSDやハードディスクケースを参考にしました。
内蔵ハードディスクをSSDに交換する手順は以下のサイトがとても参考になりました。
必要なもの
- SSD
売り上げランキング: 18,898
- ハードディスクケース
SSDをUSBケーブルでMacとつなぐために使います。
売り上げランキング: 1,063
- トルクスドライバー(T6)
内蔵ハードディスクの両端についている星形のネジを外すのに使います。MacBook(13-inch, Late 2009)の場合、T6というサイズになります。
売り上げランキング: 5,794
作業の手順
ハードディスクをSSDに交換する手順は以下のようにしました。
- SSDをハードディスクケースにセットする
- ディスクユーティリティでSSDをフォーマットする
- ディスクユーティリティで内蔵HDからSSDへデータをコピーする
- SSDから起動するかを確認する
- 内蔵ハードディスクとSSDを交換する
ディスクユーティリティでSSDをフォーマットする
1.システムを終了させます。
2.optionキーを押したまま、電源ボタンを押して起動します。
3.以下のような画面が表示されたら、Recovery HDを選んでEnterキーを押します。
4.ディスクユーティリティを選択します。
5.左側のサイドバーでSSDを選択した状態で、パーティションタブを選択し、パーティションのレイアウトで1パーティションを選択します。
6.同じ画面でオプションボタンを押して、GUIDパーティションテーブルを選択してOKボタンを押します。
7.適用ボタンをクリックすると、フォーマットおよびパーティションの作成がはじまります。
ディスクユーティリティで内蔵HDからSSDへデータをコピーする
復元タブを選択し、以下のように設定します。
- ソース:現在のハードディスク
- 復元先:SSD
復元ボタンをクリックすると、ハードディスクからSSDにデータが丸ごとコピーされます。
256GBのコピーで3時間ほどかかりました。
SSDから起動するかを確認する
1.データのコピーが終わったらディスクユーティリティを終了させます。
2.Mac OS Xユーティリティを終了させると、どのディスクで起動するかを聞かれるのでSSDを選択します。
3.正常に起動することを確認します。
内蔵ハードディスクとSSDを交換する
1.Macの裏側にあるふたをドライバーを使って外します。ハードディスクはすぐ上にある黒いバーで固定されているので、左右にある2本の黒いネジを外して、バーを取り外します。
取り外された専用のバー。
2.ハードディスクを外します。内蔵ハードディスクの側面に星形のネジが4つあります。このネジをトルクスドライバーで外します。
3.コネクタを外し、SSDを取り付けます。このとき、内蔵ハードディスクから取り外した星形のネジをSSDに取り付けます。
はじめ、この作業を飛ばしてしまい、内蔵ハードディスクをハードディスクケースにしまう際に、星形ネジの存在に気がつきました。(星形ネジがついたままだと、ハードディスクケースに収まらなかった)
4.ふたを再度ドライバーを使って閉めたら出来上がりです。
5.システムを起動したら、「このMacについて」からストレージ情報を確認します。ソリッドステートと表示されていたら、SSDが動いています。
SSDの効果
OSの起動に1分以上かかっていたのですが、SSDにしたら劇的に速くなりました。電源ボタンONからログイン画面まで30秒かからずに起動しました。アプリの起動もほとんど待ち時間なしです。
外付けのハードディスクを増設するよりもお金はかかりましたが、体感速度が向上したのでSSDにして良かったと思いました。