はじめに
32bit版のWindows7では、システムが扱える最大メモリは4GBとなっています。大容量のメモリを搭載していたとしても、実際使えるのは4GBまでで、残りの領域は無駄になってしまいます。
この記事では、この余った領域「BUFFALO RAMDISK ユーティリティー」というツールを使って、簡単にRAMDISKとして利用する方法を紹介します。
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RAMDISKとは
RAMDISKとは、高速なメモリ領域を通常のハードディスクのように扱えるようにした仮想的なディスク領域のことです。RAMDISKには、以下のような特徴があります。
- ハードディスクよりアクセスが高速
- 電源を切ると格納していたデータが消える
Ramdiskとは- 仮想ディスク。コンピューターで、主記憶装置の一部を使う仮想的な外部記憶装置のこと。ディスク装置と同じ管理方式で使う。通常は電源を切ると内容は消える。 続きを読む
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BUFFALO RAMDISK ユーティリティーでRAMDISKを作成する
１．はじめに、以下のサイトからBUFFALO RAMDISK ユーティリティーをダウンロードして、インストールします。
２．インストールが完了すると、以下のような画面が表示されるので、「詳細設定」をクリックします。
３．設定画面では、メモリー領域のラジオボタンを「OS管理内のみ使用」にチェックを入れ、その下にあるスライダを調整してRAMDISKの容量を決め、OKボタンをクリックします。
４．以下の確認ダイアログが表示されるので、OKボタンをクリックします。
５．再起動の確認ダイアログが表示されるので、「はい」ボタンをクリックしてOSを再起動します。
６．OSが再起動すると、BFRD-DRIVE（Eドライブ）という新しいドライブができあがります。これがRAMDISKになります。
RAMDISKのバックアップ
RAMDISKは電源を切ると格納していたデータが消えてしまうのですが、「BUFFALO RAMDISK ユーティリティー」ではRAMDISKの内容を別のディスクにバックアップして、復元する機能があります。
その他の設定
ブラウザの一時領域にRAMDISKを指定することで、ブラウザを高速化する方法があります。IEの一時領域をRAMDISKに変更する場合は、「Internet Explorerのキャッシュとして使う」にチェックを入れるだけで、一時領域を変更することができます。
