小さい頃はエラ呼吸

いつのまにやら肺で呼吸をしています。


Ubuntu 11.10にnode.jsをインストールして動かしてみたよ。

はじめに

このエントリでは、Ubuntu11にnode.jsをインストールして、サンプルプログラムを動作させるまでの手順について書いています。Ubuntuにnode.jsをインストールするにあたり、以下のエントリを参考にさせていただきました。

検証環境
  • Ubuntu 11.10 + VirtualBox 4.1.10
  • node.js 0.6.12
node.jsをダウンロードする

メニューバーのアプリケーションから「アクセサリ」−「端末」を起動します。
カレントディレクトリを変更し、ホームディレクトリに移動します。

cd ~

node.jsをwgetコマンドでダウンロードします。

wget http://nodejs.org/dist/node-latest.tar.gz

tar.gzを展開し、カレントディレクトリを掘り下げます。

tar zxvf node-latest.tar.gz
cd node-v0.6.12/
node.jsをインストールする

はじめに、node.jsをコンパイルするために必要な以下のモジュールをインストールしておきます。

  • build-essential
  • libssl-dev

build-essentialをインストールする

sudo apt-get install build-essential

libssl-devをインストールする

sudo apt-get install libssl-dev

続いて、コンパイルです。「configure」、「make」、「make install」を順番に実行します。makeは割と時間がかかるります。

./configure
>(中略)
>'configure' finished successfully (8.284s)

make
>(中略)
>'build' finished successfully (6m58.250s)

sudo make install
>(中略)
>'install' finished successfully (4.339s)

インストールが完了したら、正しくインストールできているか確認するため、以下のコマンドでバージョンを参照してみます。数字が表示されたらOKです。

node -v
>v0.6.12
サンプルプログラムを動かしてみる

node.jsの公式サイトに書いてあるサンプルプログラムをコピーし、カレントディレクトリにsample.jsという名前で配置します。

var http = require('http');
http.createServer(function (req, res) {
  res.writeHead(200, {'Content-Type': 'text/plain'});
  res.end('Hello World\n');
}).listen(1337, '127.0.0.1');
console.log('Server running at http://127.0.0.1:1337/');

続いてsample.jsを起動します。

node sample.js 
>Server running at http://127.0.0.1:1337/

ブラウザを起動して、http://127.0.0.1:1337/にアクセスします。"Hello World"と画面に表示されれば、正しく動作しています。