はじめに
dotcloudにログインすると、画面の右端によく利用するコマンドが書かれたチートシートが表示されるのですが、ログインしないと見れないのは不便なので、簡単にまとめてみました。
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1. dotcloudをインストールする
dotcloudを使うには専用のクライアントツールのインストールしないといけません。インストールは以下のコマンドでできます。
sudo easy_install dotcloud
2. アプリケーションを作成する
dotcloud上にアプリケーションをつくるには以下のコマンド。(この時点ではまだ公開はされません。)
dotcloud create hogehoge
3. 利用できるサービスの一覧を表示する
利用できるサービスを一覧で確認したい場合は、以下のコマンド。
dotcloud deploy -h
4. アプリケーションをクラウド上に配置する
開発したアプリケーションをdotcloud上で公開するには、以下のコマンド。--typeオプションはサービスのタイプを指定します。第1引数は、サービス名を指定します。以下の例だと、http://www.hoge.dotcloud.com/というURLでアプリケーションが動きます。
dotcloud deploy --type python hoge.www
5. 公開したアプリケーションのリストを表示する
クラウド上で公開しているアプリケーションの一覧を表示するには、以下のコマンド。
dotcloud list
6. アプリケーションの変更をクラウドに反映する
ローカル環境で修正したものをクラウド上に反映するには、以下のコマンド。第1引数は、4.で指定したサービス名です。第2引数はローカルにある開発中のディレクトリです。
dotcloud push hoge.www ~/work/hoge/www
7. リモートコマンドを実行する
クラウド環境上でUNIXコマンドを実行したい場合は、リモートでコマンドを送りつけることができます。--以降がコマンド部分です。以下の例では、クラウド環境のディレクトリ/ファイル一覧が出力できます。
dotcloud run hoge.www -- ls -l
8. クラウド環境にssh接続する
クラウド環境上にsshで接続するには、以下のコマンド。シェルが起動して、普通のUNIXサーバのように操作することができます。
dotcloud ssh hoge.www
9. クラウド上のログをみる
クラウド環境上に吐かれたログを見るには、以下のコマンド。Ctrl + Cでログの閲覧を中止することができます。
dotcloud logs hoge.www
10. ドキュメントを読んで、チュートリアルをはじめよう。
チートシートだけ読んでもはじまらないので、ドキュメント(DotCloud documentation ― DotCloud documentation )を読んで、チュートリアルからdotcloudをはじめてみましょう。