はじめに
この記事では、Mac OS X. 10.6 Snow LeopardでSQLite3を動作させるまでの手順とその操作方法について書いています。
翔泳社
売り上げランキング: 531,069
デフォルトでインストールされているSQLite
Mac OSX 10.6 Snow Leopardには、SQLiteという軽量データベースがはじめからインストールされています。
さっきがんばって MySQL入れたけど、MacにはSQLite3が最初から入ってたのね。
MacにはSQLite3が最初から入ってるのね - 今日覚えたこと
今日は、以下のエントリを参考に、このSQLiteを動かしてみました。
ターミナルからSQLite3を操作する
SQLiteは、ターミナルから操作することができます。まずは、インストールされているSQLiteのバージョンを確認してみます。
$sqlite3 -version 3.6.12
SQLite3を起動する
sqlite3と入力すると、sqlite3が起動します。.helpコマンドでヘルプが見れるようです。SQLを入力するときは、末尾にセミコロンを入力する必要があります。
$ sqlite3 SQLite version 3.6.12 Enter ".help" for instructions Enter SQL statements terminated with a ";"
SQLite3を終了する
.exitまたは.quitで終了することができます。
$ sqlite3 SQLite version 3.6.12 Enter ".help" for instructions Enter SQL statements terminated with a ";" sqlite> .exit
$ sqlite3 SQLite version 3.6.12 Enter ".help" for instructions Enter SQL statements terminated with a ";" sqlite> .quit
データベースの作成
- 格納場所を指定せずに、データベースファイルを作成する。(デフォルトは、/Users/ユーザー名/になります。)
$ sqlite3 hoge.db SQLite version 3.6.12 Enter ".help" for instructions Enter SQL statements terminated with a ";" sqlite> ;
- 格納場所を指定してデータベースファイルを作成する。
$ sqlite3 /Users/user_name/hoge.db SQLite version 3.6.12 Enter ".help" for instructions Enter SQL statements terminated with a ";" sqlite> ;
ここではデータベースのフルパスではなく、ファイル名しか指定していませんが、
下記参照元がデフォルトになっているみたいです。
/Users/ユーザー名/
なので、データベースファイルを新規作成した場合には、このフォルダ以下に作成されます。
(存在しないデータベースファイルを指定すると新規作成されます。)もちろん、フルパスでの指定をすることも出来ます。
SQLite | MacでSQLite3を操作する | crossover
テーブルを作成する
sqlite> create table hoge(id integer, name varchar(16));
テーブルの中身をすべて出力する
sqlite> select * from hoge;
データを挿入する
sqlite> insert into hoge values('1', 'user01');
データを更新する
sqlite> update hoge set name = 'user001' where id = '1';
データを削除する
sqlite> delete from hoge;
テーブルを削除する
sqlite> drop table hoge;
データベースを削除する
データベースは、単なるファイルなのでUNIXコマンドで削除することができます。Finderから削除しても同じです。
$rm hoge.db
■データベースの削除
C:\sqlite>del test.db
データベースは単なるファイル(今回はtest.db)なので、そのファイルを削除すれば、データベース削除になります。
コマンドプロンプトで削除しましたが、別にエクスプローラから削除しても構いません。
似非プログラマ備忘録: SQLiteの簡単な使い方